OKRAのあれこれ

マンホール・路上観察などをごちゃごちゃと...

矢口水道の蓋を探しに行った話

ダラダラしてたので久々の投稿です。

 

マンホーラーの祭典「マンホールナイト」の翌日、11月4日に「矢口水道調査会」なるものに行ってきました。

矢口水道株式会社は、昭和初期に6年間だけ存在した、東京府の矢口町に給水を行っていた会社です。1984年出版の「マンホールのふた 日本編」には2枚の蓋が掲載されていますが、それらは現在では撤去されており、他の蓋の存在は全く確認されていません。矢口水道調査会は、自らの担当地域をくまなく探し回って矢口水道の蓋を発見してしまおう、というイベントでした。

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武蔵新田駅周辺の探索を任せられたので、集合場所の蒲田から東急多摩川線で向かいます。

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武蔵新田駅。写真ヘタすぎ。

ここから矢口水道の蓋を探します。

 

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右書きの止水栓がありました。

 

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空き地にネコ。

 

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路上散策ガチ勢に昼食の時間はありません。

マツキヨで半額で買ったハンバーガーを貪ります。

 

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レアもの発見!東京都章が入った甲止栓です。

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アパートの1階部分にありました。我ながらよく見つけたなぁ

 

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身にしみます

 

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「分別しろ!」現場の人の怒りが伝わってきます。

 

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探索が終わると、報告会が行われました。

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「マンホールのふた 日本編」の著者、林丈二先生が、矢口水道の蓋を発見した時の様子を話してくださいました。1980年代の時点で2枚しか見つからなかった蓋、今回見つからないのもしょうがない...

 

その後、調査会中のメンバーのツイートを振り返り、矢口水道調査会は終了となりました。

矢口水道の蓋は見つかりませんでしたが、それでも様々な発見があり、とても楽しい一日でした。