常磐線~磐越東線の日帰りマンホール旅
青春18きっぷが1回分余りそうだったので、常磐線方面に出かけてきました。
日暮里から常磐線に乗り、最初の下車駅は牛久。
茨城県牛久市のマンホールはカッパのデザイン。牛久沼には河童伝説が残っているそうです。
続いては勝田。もともと勝田市でしたが、1994年に那珂湊市と合併してひたちなか市になりました。
勝田市時代のマンホールがこちら。中央の市章の周りには通称「下水君」がついています。周りの葉っぱはイチョウです。
こちらはひたちなか市のマンホールです。ハマギク・イチョウ・ウグイスがデザインされています。
ロッキン。
お次は東海駅。恐るべきスピード感で回っているので、この時点でまだ朝10時半です。
全面に松をあしらったデザインは他にも藤沢市とか、色々な所にある気がします。
プレートタイプの蓋もありました。
日立。Inspire the nextのお膝元です。
今の「日立市」の名称は、日立鉱山と日立製作所から取られているらしく、その影響力がうかがえます。
日立市のデザインマンホール。中央に描かれているのは、日立に伝わる民俗文化財「日立風流物」です。
日立風流物は、大きな山車と、その上で行われる操り人形芝居で構成されているようです。
日立市でよく見られたのは、丸をたくさん使った柄のもの。
これをデザインマンホールと言うかはよくわかりませんが、他の市町村では見られない気がします。
ここからは福島県です。まずはいわき市。塩屋埼灯台とカモメ、クロマツが描かれています。
湯本駅前には色違いの蓋があるそうです。今度行ってみたい。
平市時代(~1966年)の蓋がないか探してみましたが、それっぽいものはこの2枚しか見つからず。次の列車の発車が迫ってしまいあえなく断念。また今度リベンジします。
ここからは磐越東線。キハ110、今年は何回乗ったのやら...
大越駅で下車しました。
駅舎の簡素な造りがローカル線って感じでいい。もちろんこれでも立派な方なんですが。それにしても「ゆうゆうあぶくまライン」って何なんだよ...
福島県大越町(現在は合併して田村市)のマンホールです。ウグイス、ツツジ、イチョウのデザイン。
この辺の市の鳥・花・木ってめちゃめちゃ被ってますよね。ツツジを市の花にしてる自治体なんか、一体いくつあるのやら...
こちらはツツジを大胆にデザイン。
ここから2駅先の船引駅まで歩いて行きます。
福島県 大滝根川流域下水道(現在は名称変更して阿武隈川上流流域下水道)のマンホールです。
周りの円形の部分が実は福島県章になっています。
こちらは船引町(これも現在は田村市)のマンホール。片曽根山とサクラがデザインされています。
途中、いわき方面の列車と2回すれ違いました。
2時間位歩いて船引駅に到着です。この駅は田村市の中心駅になっていて、色々便利な施設(詳しくは知らない)が併設されていました。
クロスシートの向かい側の席に座ったお爺ちゃんの、「田舎には若者がいないし汚職が多いし終わってる」という愚痴を聞いてたらあっという間に郡山。
これまで幾度となく郡山を通っているのですが、意外と降りるのは今回が初めて。
これは郡山市のマンホールカードの座標蓋です。「うすい百貨店」のすぐそばにあります。
郡山駅前ではイルミネーションが行われていて、テレビの取材も来ていました。
17時ごろということもあり、カップルより子供づれの方が多かったです。
ということでここで日没。東北本線をひたすら南下して東京に帰ります。この記事は、快速ラビットの中で書いています。眠い...