OKRAのあれこれ

マンホール・路上観察などをごちゃごちゃと...

埼玉県秩父市 旧秩父町上水道の蓋

久々の投稿です。久々すぎて、はてなブログから「そろそろ更新したら?」みたいなメールが来ました。

 

秩父に行ってきました。

秩父市上水道大正13年から供用開始されており、古い蓋が結構な数残っています。

f:id:iamokura:20190212204127p:plain

秩父上水道の紋章がこちら。(「日本水道史」(昭和2年発行)より)

現在の秩父市章が大正15年に秩父町章として制定されていることから、この紋章は上水道事業のみで使われていたものだと思われます。

 

 

①消火栓

f:id:iamokura:20190212205142j:plain

西武秩父駅近く、県道73号で見つけました。

上水道紋章の下の突起が下向き矢印と同化しています。

今回は秩父駅周辺を3時間ほど歩きましたが、秩父上水道の消火栓の蓋はこれしか見つかりませんでした。

 

 

②制水瓣角蓋

f:id:iamokura:20190212205738j:plain

このタイプしか見つかりませんでしたが、数はかなりありました。すでに探索されている先輩マンホーラーの方のブログによれば、「制水弇」表記のものもあるようです。

言わずもがなですが、「瓣」は「弁」の旧字です。

 

f:id:iamokura:20190212210517j:plain

立派な縁石付きのものもありました。

 

f:id:iamokura:20190212210730j:plain

ほぼ凹凸が消えてしまっています。よく目を凝らしてみると、上の2つの蓋と同じデザインであることが分かるでしょう。縁石の表面も削られてしまっているのが面白いです。
 

 

③水止栓

かなりの数見つかりました。タイプは大きく分けて3種類です。

 

f:id:iamokura:20190212211223j:plain

現在の秩父市章の入ったタイプの蓋に一番よく似ています。「止」の2画目が斜め上向きになっているのが特徴的です。上水道紋章もくっきり見えます。

f:id:iamokura:20190212211639j:plain

(↑参考:秩父市章が入ったタイプの蓋 現在では表記は「止水栓」に統一されているようです)

 

f:id:iamokura:20190212211841j:plain

中央に六角形とレンチのような図柄が入っているタイプの蓋です。この図柄は渋谷町水道の蓋でも見られます。このタイプでは上水道紋章が上下逆になっています。製作時のミスでしょうか。

 

f:id:iamokura:20190212212442j:plain

中央に「PATNO.」「115895(?)」とあります。特許番号を表しているようです。この蓋は横瀬町との境界の近くで1枚だけ見つかりました。他の方が紹介されている蓋と番号が違うのが気になります。

 

⑷※おまけ

f:id:iamokura:20190212213149j:plain

上部に東京都章らしきマークが入った水止栓です。西武秩父駅近くの国道140号上にありました。あるらしいことは知っていながら見たことのなかった蓋なので嬉しいです。

 

④量水器

f:id:iamokura:20190212214022j:plain

このタイプの蓋を2枚見つけました。この蓋も紋章が上下逆になっています。

東京都多摩市のマンホール 市章の傾きにケチをつける会

あけましておめでとうございます。

 

新年早々大学の期末試験が終わり、長い長い春休みを迎えました。なんていい大学なんだ!

ということで、早速多摩市を歩いてきました。

 

 

 

まずは普通の多摩市章から。

f:id:iamokura:20190111213504g:plain

市章・シンボルマークと市の花・木・鳥 | 多摩市役所より)

 

多摩市章は「多」の字を、ハトが飛び立つ形のようにデザイン化したものです。

中央の長い棒の角度はだいたい45度といったところでしょうか。

 

マンホールになるとこんな感じ。

f:id:iamokura:20190111213738j:plain

上の正式な市章と全く同じかと言われると微妙ですが、大きな問題はないでしょう。

 

 

f:id:iamokura:20190111214226j:plain

こういったタイプのマンホールは、枠の部分の金属と市章部分を別の型で作る場合もあるようです。この蓋では、市章の傾きがやや大きくなってしまっている感じがします。

ただ、「多」の字と読み取ることはできるのでまだセーフ。

 

 

f:id:iamokura:20190111214452j:plain

今度は角度が小さいタイプ。聖蹟桜ヶ丘駅多摩センター駅の周辺には、こういった歩道に溶け込むデザインのマンホールが多くありました。これもセーフの領域でしょう。

 

 

f:id:iamokura:20190111214637j:plain

おかしい。なぜこの向きで作ってしまったのか...135度回転という謎のズレ。たしかにこの向きでもデザイン的にはありかもしれないけど... これじゃ「多」のデザイン化とは全く分かりません。

 

 

f:id:iamokura:20190111214920j:plain

他にもあるんかい!

 

 

f:id:iamokura:20190111222019j:plain

真逆。市章の意味分かってないでしょ...

2018年 個人的マンホール蓋10選

2018年も残すところあとわずか。

今年撮影したマンホールの蓋は約2000枚でした!

その中から、個人的に印象に強く残っている蓋を10枚紹介します。

 

香川県土庄町 町章くっつけ蓋(9月)

f:id:iamokura:20181229231134j:plain

 四国旅行で小豆島に行った時に見つけたマンホールです。真ん中の町章が異常に盛り上がっているのと、町章の周りにある謎の矢印が高松市のマンホールに入っている紋章に似ていることから、高松市のマンホールの上に土庄町章が描かれたプレートを貼り付けた蓋だ、という説を立てました。

この間、同じような状況になっているマンホールを茨城県東海村でも見つけました。

 

 

②水道泥吐室の(越境)蓋 萌え点付き(10月)

f:id:iamokura:20181229211753j:plain

埼玉県朝霞市、県立朝霞高校の脇にあったマンホールです。泥吐室の蓋で、東京都の紋章が入っている越境蓋です(「東京都水道局朝霞-上井草間送水管路第2号調圧水槽」の近くにあるので、正確には越境蓋ではない気がしますが)。

「吐」の字の右上に萌え点が付いているのがわかります。

当時は「萌え点」という言葉を知らなかったので、なんか変な点が付いたマンホール見つけた!、とかなりテンションが上がったものですが、いざ調べてみると他にも様々な例があることが分かります。こういった用語について知ることで、萌え点、という新たな視点が加わり、さらにマンホール探索が楽しくなりました。

 

 

③神奈川県山北町にあった愛川町の越境蓋(8月)

f:id:iamokura:20181229214223j:plain

御殿場線に乗って神奈川・静岡のマンホールを探索しに行った日に見つけたマンホールです。山北駅前の公園にありました。

山北駅は神奈川県山北町にあるのですが、この蓋の中心に描かれているのは神奈川県愛川町の町章です。今年は越境蓋をたくさん見つけることができましたが、このような蓋が存在することを知るきっかけになったのはこのマンホールです。

 

 

荒玉水道 泥吐室(7月)

f:id:iamokura:20181229215541j:plain

古いマンホールの蓋、いわゆる「骨董蓋」に興味を持つきっかけになった蓋です。

家の近所に珍しいマンホールないかなあ、と色々探していたところ、どうやら沼袋の駅前(中野区)に古い蓋があるらしい、という情報を手に入れてわざわざ探しに行った、というマンホールです。

荒玉水道は、大正中期から昭和中期にかけて、今の23区西部あたりに水道水を供給していた企業でした。今でも当時のマンホールが都内の何箇所かに残っています(同じような水道事業者の中では比較的残っている枚数の多い企業のようです)。

 

 

⑤電防の蓋 手書きバージョン(8月)

f:id:iamokura:20181229221004j:plain

神奈川県川崎市鶴見区にあった電防の蓋です。電防は「電気防食」の略で、配管の中に電気を流すことで腐食を防ぐ、というものです。

鶴見には様々な会社の社名が入った電防の蓋があったのですが、この蓋は明らかに手書きで文字が書かれています。しかも結構下手。なかなかなホラー具合の蓋です。

 

 

⑥所沢の六端十字型萌え点(11月)

f:id:iamokura:20181229222244j:plain

埼玉県所沢市にあった仕切弁マンホールです。この蓋にも「弁」の字のところに萌え点が入っています。「弁」のタテ画にまたがるように打たれたこのタイプの萌え点は「六端十字型」と分類されています。

11月にこの蓋を所沢で見つけるまでは、六端十字型は1枚も発見したことがなかったのですが、ここで六端十字型の存在を知ってからの1ヶ月でもう3枚見つけた、というのもなんとも面白い話だと思います。

 

 

⑦明らかにおかしい国立市(12月)f:id:iamokura:20181229223752j:plain

国立市のマンホールはかなり熱心に集めている方ですが、その中で中央に描かれる国立市章の形状にバリエーションがあることに気づきました。その中でもこの蓋は、もとの市章からの乖離が大きすぎます。もはや同じデザインとは言えないのでは?

 

 ⑧東京都章入り甲止栓(11月)

f:id:iamokura:20181229224644j:plain

マンホールナイトの翌日、矢口水道調査会に行った時に東京都大田区で見つけたマンホールです。周りのトゲトゲが短いタイプの東京都章の中に「甲止」の文字が入っています。なかなかのレアものらしいです。

細道の横にあるアパートの廊下部分で見つける、という我ながらファインプレーな発見方法でした。

 

 

⑨所沢の変なJIS型マンホール(11月)

f:id:iamokura:20181229230354j:plain

⑥の仕切弁と同じ日に見つけたマンホールです。一見なんの変哲もないJIS型マンホールなのですが、内周の線の入り方が一般的なJIS型と異なります。所沢市内はそこそこ歩いているつもりですが、この1枚しか見つけたことがありません。これもそこそこのレアものだと思います。

 

 

練馬区章入り桜蓋(11月)

f:id:iamokura:20181229231624j:plain

今年1番の蓋はこれでしょう。

東京23区でよく見られる桜のデザイン蓋の中央、普通なら「東京・下水道」の文字か4つのキャップが入るはずのスペースに練馬区章が入っているという珍しいマンホールです。

桜蓋の中心に別の紋章を入れる、というパターンの蓋は東京工業大学にもあるそうですが、区章が入っているタイプは今のところこれが唯一なのでは?と鼻高々な気分になっています。

 

 

2018年も残りあと少し。2019年はどんなマンホールとの出会いがあるでしょうか?とても楽しみです。

 

皆さま良いお年を。

木曽旅行 2日目

青春18きっぷを使って、1泊2日の木曽旅行に行ってきました。

↓1日目の記事

iamokura.hatenablog.com

 

今回は2日目です。

 

f:id:iamokura:20181224180352j:image

6:34 木曽福島

早起きは三文の徳。始発に乗って名古屋方面に向かいます。

 

f:id:iamokura:20181224180510j:image

7:31 中津川

何気に岐阜県初上陸。いかにもそこそこの地方都市、って感じです。

f:id:iamokura:20181225124257j:image

津川駅、待合室の看板。こういう細かい所に、国鉄時代のもの(たぶん)が残っているのもとてもいい。

 

f:id:iamokura:20181224180740j:imagef:id:iamokura:20181224180735j:image

岐阜県中津川市のマンホール。

左の蓋に描かれているのは、岐阜の祭「おいでん祭」の中で踊られる「風流おどり」です。風流おどりは、中津川市苗木地区で発見された絵図に描かれていた踊りを再現したもので、1987年にできたものです。意外に新しいですね。

 

f:id:iamokura:20181225124452j:image

北恵那交通バスを使って、馬籠宿に向かいます。始発なので、自分と彼女以外は誰も乗っておらず(さりげないリア充アピール)。

隣のバスは運転手がサンタのコスプレをしていました(12/24です)が、めちゃめちゃ嫌そうな顔をしていたので写真を撮るのはやめました。

 

津川駅から30分程度で馬籠バス停に到着です。

 

f:id:iamokura:20181225124838j:image

馬籠宿は中山道43番目の宿場町で、山の尾根に作られた珍しいタイプの宿場町です。そのため各建物が傾斜地にあります。

なんとなく京都の清水坂を思い出す感じの坂道です。

 

f:id:iamokura:20181225125812j:image

ネコがいました。かわいい〜

 

f:id:iamokura:20181225125853j:image

中腹あたりにある「馬籠脇本陣資料館」に行ってきました。

ここでは馬籠宿の成り立ちや人々の暮らし、ランプなどの明かりの歴史(これが結構面白い)の展示がなされている他、裏庭では江戸当時のまま残る「玄武石垣」が展示されています。

f:id:iamokura:20181225130134j:image

玄武は四神の1つで、北を守る神です。亀に蛇が巻きついた形をしているのが一般的なため、この石垣も亀甲の形をしています。

 

f:id:iamokura:20181225131258j:image

一番上まで登ったところは展望台になっています。

恵那山(中津川市のマンホールに描かれていた山)をはじめ、自然豊かな木曽地域が見渡せます。めっちゃパンフレットっぽい説明ですね

f:id:iamokura:20181225131500j:image

この時点でまだ朝の9時だったので、人もまだ少なくとても開放感がありました。

 

f:id:iamokura:20181225131739j:image

長野県山口村(現:岐阜県中津川市)のマンホール

馬籠宿周辺の地域はかつては長野県山口村だったのですが、岐阜県との歴史的な繋がりの深さが考慮されて、2005年に岐阜県中津川市に合併されました。越県合併は結構珍しいらしく、46年ぶりのことだったそうです。

マンホールは山口村時代のものが残っていました。

 

f:id:iamokura:20181225132338j:image

今度は南木曽町の地域バスを使って、妻籠宿に向かいます。

馬籠から妻籠まで歩く強者もたくさんいるようですが、馬籠峠を越えて歩くのはリア充らしくないので優雅にバスを使います。30分程度で着きました。

 

f:id:iamokura:20181225132543j:image

妻籠宿は、中山道42番目の宿場町で、蘭川の東岸に存在します。全国に先駆けて街並みの保存を行なった地域であり、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

f:id:iamokura:20181229201228j:plain

高札場付近。水車が回っていました。

 

f:id:iamokura:20181229203011j:plain

奥には木曽の山々が見えます。

 

f:id:iamokura:20181229203155j:plain

南木曽町が吾妻村だった時代(~1960)の家屋調査済票がありました。この家屋は少なくとも築58年以上であることがわかります。

 

f:id:iamokura:20181229203429j:plain

長野県南木曽町のマンホール。町花のミツバツツジが描かれています。中央の町章は、カタカナの「ナ」をデザインしたものです。正直、長野県章と被っている感がすごいです。

 

 

18きっぷを使い、普通列車で移動しているために、そろそろ帰る時間です。再びバスに乗って今度は南木曽の駅に向かいます。

f:id:iamokura:20181229204130j:plain

南木曽駅の近くに、蒸気機関車が静態保存されていました。腕木式信号機もあります。

 

f:id:iamokura:20181229204935j:plain

14:44 南木曽

ここから再び長い中央線の旅が始まります。

f:id:iamokura:20181229205341j:plain

16:20 塩尻

2時間弱乗ってもまだ長野県内なのがびっくりです。すでに夕暮れ直前。ここから先の写真はありません。

そのあと、もう5時間中央線に乗り続け、最寄駅についたのは夜10時過ぎになりました。普通列車恐るべし。

木曽旅行 1日目

青春18きっぷを使って、1泊2日の旅行に行ってきました。

 

行き先は長野県の木曽地方です。

青春18きっぷでの旅なので制限はありますが、できるだけ色々回ってみました。

 

f:id:iamokura:20181223190236j:image

7:06 高尾駅

家を5時前に出たので7時にはすでに高尾。中央本線をひたすら西に行きます。

 

f:id:iamokura:20181224154204j:image
f:id:iamokura:20181224154235j:image

10:41 塩尻

甲府行き、塩尻行きと乗り継いで10時台に塩尻に到達。入口が異常に細いことで有名な「そば処 桔梗」がありました。

 

f:id:iamokura:20181224154618j:image

ここからはJR東海中央西線。本数がかなり少ないので旅程を組むのがかなり大変です。

 

奈良井宿

 

f:id:iamokura:20181224154756j:image

11:13 奈良井

 

f:id:iamokura:20181224160022j:image

第一の目的地は奈良井宿

f:id:iamokura:20181224160542j:image
f:id:iamokura:20181224160548j:image

宿場町の面影が残っています。

 

奈良井宿は板橋から数えて34番目の宿場町で、奈良井川河岸段丘下位面に形成されています。

京都側にある難所、鳥居峠を越えてから最初の宿場町だったため、江戸時代には「奈良井千軒」と言われるほど多くの旅人で賑わったようです。

 

f:id:iamokura:20181224171723j:image

かき揚げうどんを食べました。

この店は秋篠宮さまも学生時代に訪れたことがあるそうです。

 

f:id:iamokura:20181224172126j:image

長野県楢川村(現:塩尻市)のマンホール

雨が降ったので生憎のビチョビチョ具合です。

 

 

②上松・寝覚の床

f:id:iamokura:20181224171900j:image

14:07 上松

次の列車で上松駅へ。

 

f:id:iamokura:20181224172531j:image

上松駅から歩いて30分のところにある「寝覚の床」に行ってきました。

木曽川の浸食作用によってできた地形で、中央奥には「浦島堂」があります。

この寝覚の床は、昔話の浦島太郎が竜宮城に行った後に住み着き、玉手箱を開けて300歳の翁になった場所だ、という伝説が残っています。

f:id:iamokura:20181224174626j:image

雨のせいもあって、辺りには霧が立ち込めていました。ほとばしる浦島太郎感。

 

f:id:iamokura:20181224175150j:image

長野県上松町のマンホール

かつての木曽森林鉄道を復活させた、赤沢森林鉄道の列車が描かれています。

 

再び30分歩き、次の列車にギリギリで乗り込んで、次の目的地に向かいます。

 

 

木曽福島

f:id:iamokura:20181224174352j:image

15:32 木曽福島

1駅だけ中央線に乗り、今回の宿のある木曽福島に到着です。

 

日没まで少し時間があったので、福島宿も散策しました。

 

f:id:iamokura:20181224175116j:image

福島関所跡です。

福島宿は、中山道34番目の宿場町でした。その中でも福島関所は江戸防衛に大きな役割を果たしており、東海道の箱根関所と同等の扱いを受けていたといわれています。

 

f:id:iamokura:20181224175742j:image

長野県木曽福島町(現:木曽町)のマンホール

木曽の山や川を幾何学的に表したデザインだそうです。(正直ピンときていない)

 

f:id:iamokura:20181224180021j:image

福島関所のデザインのハンドホールもありました。

 

 

次回は2日目です。

常磐線~磐越東線の日帰りマンホール旅

青春18きっぷが1回分余りそうだったので、常磐線方面に出かけてきました。

 

f:id:iamokura:20181222184748j:image

日暮里から常磐線に乗り、最初の下車駅は牛久

f:id:iamokura:20181222184856j:image

茨城県牛久市のマンホールはカッパのデザイン。牛久沼には河童伝説が残っているそうです。

 

 

f:id:iamokura:20181222185322j:image

続いては勝田。もともと勝田市でしたが、1994年に那珂湊市と合併してひたちなか市になりました。

f:id:iamokura:20181222185445j:image

勝田市時代のマンホールがこちら。中央の市章の周りには通称「下水君」がついています。周りの葉っぱはイチョウです。

f:id:iamokura:20181222185657j:image

こちらはひたちなか市のマンホールです。ハマギク・イチョウ・ウグイスがデザインされています。

f:id:iamokura:20181222185832j:image

ロッキン。

 

 

f:id:iamokura:20181222185916j:image

お次は東海駅。恐るべきスピード感で回っているので、この時点でまだ朝10時半です。

f:id:iamokura:20181222190025j:image

東海村のマンホール。大きくクロマツがデザインされています。

全面に松をあしらったデザインは他にも藤沢市とか、色々な所にある気がします。

f:id:iamokura:20181222190327j:image

プレートタイプの蓋もありました。

 

 

f:id:iamokura:20181222190449j:image

日立Inspire the nextのお膝元です。

今の「日立市」の名称は、日立鉱山日立製作所から取られているらしく、その影響力がうかがえます。

 

f:id:iamokura:20181222190832j:image

日立市のデザインマンホール。中央に描かれているのは、日立に伝わる民俗文化財日立風流物」です。

日立風流物は、大きな山車と、その上で行われる操り人形芝居で構成されているようです。


f:id:iamokura:20181222191227j:image

f:id:iamokura:20181222191234j:image

f:id:iamokura:20181222191239j:image

日立市でよく見られたのは、丸をたくさん使った柄のもの。

これをデザインマンホールと言うかはよくわかりませんが、他の市町村では見られない気がします。

 

 

f:id:iamokura:20181222191435j:image

ここからは福島県です。まずはいわき市。塩屋埼灯台とカモメ、クロマツが描かれています。

湯本駅前には色違いの蓋があるそうです。今度行ってみたい。

f:id:iamokura:20181222192148j:imagef:id:iamokura:20181222192153j:image

平市時代(~1966年)の蓋がないか探してみましたが、それっぽいものはこの2枚しか見つからず。次の列車の発車が迫ってしまいあえなく断念。また今度リベンジします。

 

f:id:iamokura:20181222192607j:image

ここからは磐越東線。キハ110、今年は何回乗ったのやら...

 


f:id:iamokura:20181222192720j:image

f:id:iamokura:20181222192724j:image

大越駅で下車しました。

駅舎の簡素な造りがローカル線って感じでいい。もちろんこれでも立派な方なんですが。それにしても「ゆうゆうあぶくまライン」って何なんだよ...

f:id:iamokura:20181222192931j:image

福島県大越町(現在は合併して田村市)のマンホールです。ウグイス、ツツジイチョウのデザイン。

この辺の市の鳥・花・木ってめちゃめちゃ被ってますよね。ツツジを市の花にしてる自治体なんか、一体いくつあるのやら...
f:id:iamokura:20181222192921j:image

こちらはツツジを大胆にデザイン。

 

ここから2駅先の船引駅まで歩いて行きます。

 

f:id:iamokura:20181222193432j:image

福島県 大滝根川流域下水道(現在は名称変更して阿武隈川上流流域下水道)のマンホールです。

周りの円形の部分が実は福島県章になっています。

f:id:iamokura:20181222193656j:image

 

f:id:iamokura:20181222193721j:image

こちらは船引町(これも現在は田村市)のマンホール。片曽根山とサクラがデザインされています。

 

f:id:iamokura:20181222193954j:image
f:id:iamokura:20181222193959j:image

途中、いわき方面の列車と2回すれ違いました。

 

f:id:iamokura:20181222194326j:image

2時間位歩いて船引駅に到着です。この駅は田村市の中心駅になっていて、色々便利な施設(詳しくは知らない)が併設されていました。

 

f:id:iamokura:20181222194649j:image

クロスシートの向かい側の席に座ったお爺ちゃんの、「田舎には若者がいないし汚職が多いし終わってる」という愚痴を聞いてたらあっという間に郡山

これまで幾度となく郡山を通っているのですが、意外と降りるのは今回が初めて。

f:id:iamokura:20181222194914j:image

これは郡山市のマンホールカードの座標蓋です。「うすい百貨店」のすぐそばにあります。

f:id:iamokura:20181222195128j:image

郡山駅前ではイルミネーションが行われていて、テレビの取材も来ていました。

17時ごろということもあり、カップルより子供づれの方が多かったです。

 

ということでここで日没。東北本線をひたすら南下して東京に帰ります。この記事は、快速ラビットの中で書いています。眠い...

国立市のマンホール 国立市章のバリエーションを楽しむ会

東京都国立市は、全国の市の中でも4番目に小さな市ですが、その割にはそこそこの種類のマンホールが存在します。

その多くに国立市章が入っているのですが、蓋によって微妙にそのデザインが異なっています。

 

f:id:iamokura:20181207185747g:plain

 

これが正式な国立市章。(国立市の概要/国立市ホームページより抜粋)

この市章は市内の彫刻家、関保寿さんの作品で、国立町時代から用いられており、1967年の市制施行時に正式に市章に制定されたようです。込められた意味はというと、

 国立市のマークは、梅の花です。五弁の花びらをあしらったこの市章は、いろいろな意味をもっています。二重の外側は、「国」のかまえを表し、内側は、「立」と文教の「文」を示し、図案全体で世界五大州の意味も含んでいます。

(国立市の概要/国立市ホームページより)

らしいです。梅は分かりましたが、さすがに世界五大州は言われないと分かりませんでした。

 

 

この国立市章、ちゃんと正確に描き方が決まっています。

 

作図方法
  (1) 適宜の正五角形をかき、その中心をOとし、各頂点をA、B、C、D、Eとする。
   (2) 各頂点A、B、C、D、Eを中心とし半径AO=BO=CO=DO=EOの円弧をかく。
   (3) OAの延長と頂点Aを中心とする半径AOの円弧との交点をAとする。
   (4) AAの4等分点をx、y、zとする。
   (5) A、B、C、D、Eを中心として半径Oxの円弧をそれぞれかく。
   (6) A、B、C、D、Eを中心として半径Oyの円弧をそれぞれかく。
   (7) A、B、C、D、Eを中心として半径Ozの円弧をそれぞれかく。
   

 

国立市章に限らず、シンボルマークの類は正確に作図方法が決まっていることが多いようです。

 

この市章がマンホールになるとどうなるのでしょうか?

 

 

f:id:iamokura:20181207190511j:plain
f:id:iamokura:20181207190653p:plain

 

許容範囲。正式なものより曲線がキツい気もしますが、まあ合格でしょう。

 

 

 

f:id:iamokura:20181207191050j:plain
f:id:iamokura:20181207191035p:plain

これも許容範囲。水道の蓋のには「水」の字を模したマークが入る場合があります。

f:id:iamokura:20181207191353j:plain

入らない場合もあります。

 

 

 

f:id:iamokura:20181207192210j:plain
f:id:iamokura:20181207192230p:plain

悪くはない。カーブのゆるさ的にはさっきの蓋より再現度が高いです。でも花びら2枚の線の太さが違いすぎる!

ほぼ完璧だったのに非常に残念です。これはこれでアリではあるんですが...厳しめの採点です。

 

 

 

f:id:iamokura:20181207191507j:plain
f:id:iamokura:20181207191523j:plain

怪しい。最初の画像と見比べてください。さすがに曲線がきつすぎる気がします。100点中60点といった所でしょうか。

 

 

 

f:id:iamokura:20181207192719j:plain
f:id:iamokura:20181207192739p:plain

評価しづらい。ここまで見てきた通り、国立市章は花びら二重だったはずですが、この蓋には一重しかありません。

水道マークが入っている時点で周りのマークが市章である保証はないとはいえ(水道のマークと市章が違う市町村も結構あります)、これはどうなのか。

というかさっき水道マークが入ってて花びら二重の蓋もあったし。

もしかしたらメーカーのミス?

 

 

 

次の蓋がこの記事のオチです。

 

 

 

 

f:id:iamokura:20181207193527j:plain
f:id:iamokura:20181207193546p:plain

絶対に許さない。もう一度正式なマークを見返してください。これは同じマークって言っていいのか。一瞬天理市章みたいに見えてしまいました。

f:id:iamokura:20181207194422g:plain

奈良県天理市章。流石に言いすぎたかも。

 

 

これらの蓋から、マンホールに描かれる市章は割とラフだということがわかります。

他の市町村でも、よく見てみると微妙におかしい柄のマンホールが見つかるかもしれませんね。